IE9ピン留め
はじめに


指導教授は
にこやかな顔で
言いました。
自然科学のような
ふりをしてる詩を
学んでみてはどうかね?
そんなことが
できるんですか!?
指導教授は
私の手を握って
言いました。
社会人類学もしくは
文化人類学の世界に
きみを歓迎するよ。
カート・ヴォネガット

人類学者というのは、
作家、小説家、詩人に
なりそこねた人たち
なのです。
J・クリフォード
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▼文化人類学解放講座2011

▼文化人類学解放講座2011年前期テスト

【問題】 誰かにあてた手紙やメッセージというかたちで、自分でこたえることのできる問題を自分でつくり、その問題に自分で答えをみつけ、それを自分で評価してください。(パソコン、携帯電話、電子辞書、本、プリント、友人、家族、すべて持ち込み可、グループでの協力と共同制作可、メディア(文字・音楽・映像・グラフィック・マンガなど)は自由、ただし、自分を点数や記号で評価しないこと)

▼参考プリント1「人類の進化/退化」(2011年7月6日から7日間ダウンロード可)


http://firestorage.jp/download/91f75e1123c65e139399566d7e3a5087964ad608


http://firestorage.jp/download/0ecc956c245d28554f89bfbe69e01d828aae90c1

▼参考映像「生命のフーガ」


▼参考プリント2「これが現在の人類です」(2011年7月6日から7日間ダウンロード可)


http://firestorage.jp/download/574760b952f6f1085734e1ee898fa91095a638be


http://firestorage.jp/download/2c5c0bd5e471737ddc0f4186e9b0a834d7de0a7c

▼参考映像「地球の音」


▼参考プリント0「IT文明人類学」(2011年7月6日から7日間ダウンロード可)


http://firestorage.jp/download/63d6b2cb1bc52f8b2f40a6da2cd077eed475ae8b

[過去の答案例]
▼平成19年度「文化人類学解放講座」前期試験答案集
http://illcommonz.exblog.jp/5822249/
▼平成19年度「文化人類学解放講座」後期試験答案集
http://illcommonz.exblog.jp/7051941/
▼文化人類学解放講座・答案解放その1
http://illcommonz.exblog.jp/4574257/
▼文化人類学解放講座・答案解放その2
http://illcommonz.exblog.jp/4574278/

【参考資料】
「明治六年に全国ではじまった学校制度は、①先生が問題を出す、②その正しい答えとは先生の出す答えだ、という前提にたっており、生徒自身がそれぞれ、6歳までに知っていることの中から自分で問題をつくり、答えを出すということは除外されている。もし大学まで進むとして、十八年、自分で問題をつくることなく過ぎると、問題とは与えられるもの、その答えは先生が知っているもの、という習慣が日本の知識人の性格となる。今は先生は米国。[...] 教師も、明治以前の寺小屋の気風を受け継ぐ時代から離れて、大学教育学部養成の教師たちになると、知識人共通の性格から自由ではない。[...]そのときの光背を失わずに、点数によって人を見ない運動を続けている人は、現代の中で私の知る限り、無着成恭だけである。こうした姿勢を日本の教師は、小・中・高・大を通して失った。無着成恭が僧侶になったのは、今の日本の学校に彼のいる場所がないからだ。[...]日本の大学は、日本の国家ができてから国家がつくったもので、国家が決めたことを正当化する傾向を共有し、世界各国の大学もまたそのようにつくられて、世界の知識人は日本と
同じ性格を持つと信じられている。しかし、そうではない。(以下略)」鶴見俊輔「夏休みが終わって」より

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[今年の講義]
 福島第一原子力発電所の事故で「レヴェル7」が宣言されました。これによって、この「ふつうの状態」ではない状態が、これからしばらく続くということが、ほぼ確実になったので、今年度の「文化人類学解放講座」(別称「文化人類学2.0」)は、「ふつうの文化人類学のやりかた」ではないやり方で、いまや人間の手に負えないモンスターと化したさまざまなテクノロジーと人間の関係、そして危機の時代における「文化の力」などについて講義します。教室は、多摩キャンパス3号館文学部総合棟3115教室(500人教室)、時間は15:00-16:30です。

▼「文化人類学解放講座」ブログ版 http://illcommonz.exblog.jp/

※2010年度「最終講義」の概要
http://illcomm.exblog.jp/12553045/




▼「文化人類学解放講座 オープニング映像」
6分25秒 モノクロ 2007年制作

[映像]
・エドワード・カーティス 「闘うカヌーの島」(1914年)
・ゾラ・ニール・ハーストン 「フィールドワーク」(1928年)
・マヤ・デーレン 「神聖騎士」(1947年)   
[音楽]
・ザ・スカタライツ 「フリーダム・サウンズ」
[編集]
・イルコモンズ
※「著作権保護期間」が終了した「パブリック・ドメイン・フッテージ」の活用



▼「文化人類学解放講座 教材映像」
 2分37秒 カラー 2008年制作



▼「文化人類学解放講座 教材映像」
 6分44秒 カラー 2008年制作



▼「文化人類学解放講座 エンディング映像」
6分4秒 モノクロ 2009年制作
 

 この講義では「教材」として、映画「新世界」「ザ・ビッグワン」「ミッキーマウス、ハイチへゆく」「ジャマイカ・楽園の真実」「ザ・コーポレーション」「にわとり」「カメラアイ」「コヤニスカッティ」「ナコイカッティ」「おいしいコーヒーの真実」「女工哀歌」「ウォールマートの安い商品の高い代価」「神なら何を買うか?」「エンロン」「キャピタリズム・マネーは踊る」「マネー資本主義」「マネーマン」「エンデの遺言」「リヴィングルーム」「素人の乱」「インサイド/アウトサイド」「レボリューリョンOS」「アザー・ファイナル」「ジュピターズ・ダンス」「おばさんたちが案内する未来の世界」「HEIMA/故郷」のほか、YouTubeの映像を適宜紹介してゆきます。


【2010年講義録】(抜粋)
・「雑(種の)学(問)としての文化人類学タイトルリーディング2010」
http://illcomm.exblog.jp/10963599/
・「WE ARE ALL CHAMPIONS」
http://illcomm.exblog.jp/11018743/
・「文明(批評)人類学」
http://illcomm.exblog.jp/11279929/
・「IT文明人類学」
http://illcomm.exblog.jp/11331449/
・「地球人類学」
http://illcomm.exblog.jp/11378400/
・「もうひとつのワールドカップ」
http://illcomm.exblog.jp/11429939/
・「文化人類学原論」
http://illcomm.exblog.jp/11483996/
・「幸福の政治人類学」
http://illcomm.exblog.jp/11536517/
・「夏のテスト」
http://illcomm.exblog.jp/11584870/

過去の講義(後期)の内容は下記のブログと
「文化人類学解放講座YouTube編」をみて下さい。
・2009年10月10日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10319488/
・2009年10月17日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10342500/
・2009年10月24日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10368897/
・2009年11月6日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10426949/
・2009年11月21日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10477432/
・2009年11月21日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10491356/
・2009年12月5日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10526068/
・2009年12月20日の講義録
http://illcomm.exblog.jp/10571417/

▼「文化人類学解放講座YouTube編」第Ⅲ部
~アンチ・グローバリゼーションの文化からグローバリゼーションを考える
http://anthropologix.blogspot.com/2007/04/blog-post_03.html

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最初の講義で、この講義サイトのURLが書いてあるこのスリップを配布します。三枚セットになっていますので、残りの二枚は、講義に来れなかった人や、友だちに分けてあげてください。

※このサイトは、文化人類学の「教育と研究目的のために」編集したもので、「フェアユース」にあたるものです。この講義を履修している人も、してない人も、それぞれ自由に、予習・復習・自習・独習に役立てて下さい。
# by mal2000 | 2007-07-14 08:14
▼講師略歴
小田マサノリ / イルコモンズ
(文化人類学/現代美術/文芸批評/デザイン/映像制作/民衆音楽)
1996年  一橋大学大学院社会学研究課博士課程 単位取得退学
1997年~ 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2000年~ アジア・アフリカ言語文化研究所 COE非常勤研究員
2004年~ 中央大学文学部 兼任講師
2009年~ アジア・アフリカ言語文化研究所 特任研究員
2011年~ 多摩美術大学非常勤講師

連絡先:mod@aa.tufs.ac.jp

【著述】 『人類学のコモンセンス』 『The Uncanny Experience in Cyber Culture』
『リノベーション・スタディーズ』 『音の力』『日常を変える!クリエイティヴ・アクション』
『野生の近代再考-戦後 日本美術史』『美術に何が起こったか』『素人の乱』
『鶴見俊輔 いつも新しい思想家』『ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命』(共著)のほか
「現代思想」「図書新聞」「美術手帖」「VOL」「文擧界」「文藝別冊」「ユリイカ」「情況」
「10+1」「インターコミュニケーション」「暮しの手帖 別冊」「道の手帖」等に著述多数、
著書なし。→詳細

【展示】 「日本・現代・美術・沈没」(00年 水戸芸術館) 「太陽のうらがわ/太郎のはらわた」
(01年 ナディッフ)「give piece/peace a chance」(01年 横浜トリエンナーレ2001)
「去年、トリエンナーレで」(02年 横浜赤レンガギャラリー)「EXPOSE2002」(02年 KPO
キリンプラザ大阪)「殺すなアンデパンダン」(03年 康ギャラリー) 「アジア文字曼陀羅」
(03年 アジアアフリカ言語文化研究所) 「戦後?」(04年 appel) 「アサバスカンリバイバル」
(05年 AA研) 「バ  ング  ント」(05年 P-HOUSE) 「アラビア文字の旅」 (06年 AA研)
「台湾資料」(07年 AA研) 「鮮麗なる阿富汗」 (08年 AA研) 「好奇字展」(08年 AA研)
「イルコモンズの回顧と展望(仮称)」展 (08年 大阪市立近代美術館) 「SIGNS OF
CHANGE」(08年 EXIT ART) 「アクティヴィズム3.0(仮称)~リーマンショック以後の世界の新しい反資本主義の表現者たち」(09年 ヨコハマ国際映像祭2009)「豊穣なる埃及」展(10年 AA研) 「スタジオ・フォトグラフィ・アズ・ア・ドリームマシン」展(10年 AA研)
「トランスフォーメーション-サイクル」(10年 東京都現代美術館)ほか→略歴

【講演】 「リミックスのやめどころを知る」(03年) 「戦後?のなかでの戦後!の詩と工作」
(04年) 「さよなら万博」(04年) 「ザ・フューチャー・ポーヴェラ」(05年) 「若松映画と
暴/力」(05年) 「アドルノにきく、六〇年目の今日、詩をよむことは依然として野蛮なの
だろうか」(05年) 「新宿インティファーダ」(05年) 「野生の近代再考-戦後 日本美術史」
(05年) 「アザーミュージック」(05年) 「イルコモンズアカデミー」(06年) 「ゴダールの愛の世紀/一なる国家と歴史の孤独に抗する二の愛」(06年) 「イルコモンズ・トラベリング・アカデミー福岡・大阪・京都・名古屋」(06年)「イルコモンズの"平和授業"」(06年) 「アナーキズムとアートの現在」(06年) 「イルコモンズ・アカデミー」(05-08年)
「イルコモンズの「精密な受信機はふえてゆくばかりなのに、世界のできごとは一日で
わかるのに、"知らないことが多すぎる"と、あなたにだけは告げてみたい」(07年)
「民主主義のはじまりの風景~うるさくてめんどくさいことはいいことだ」(08年)
「PRODUCTION AND DISTRIBUTION OF SOCIAL MOVEMENT CULTURE」(08年)
「メディア・アクティヴィズムの回顧と展望」(08年) 「ニューヨークの都市文化」(08年)
「学生運動と人類学」(08年) 「アナーキスト・ドラムギャザリング」(09年)
「文化人類学者になりそこねた表現者たち」(09年) 「アクションはどのように継承されるべきか」(09年)
「レヴォリューション・ナウ!/千のタハリール広場にむけて」 (11年)
「たのしいアクティヴィズム」(11年)

【映像】 イルコモンズ・チャンネル on YouTube

【在籍】 T.C.D.C. / ウラン・ア・ゲル / 豪邸 / デモス&クラトス / R.L.A.T. /
T.D.C. / いるといらとそのなかまたち / 多摩ベルリンガーズ / ほか
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[参考]
「私は民族学科に移った。この学問はまったく実証的に、研究者の主観や思惑、感情を排除して、対象そのものをとらえ、帰納的に結論を得ようとする。およそ芸術活動とは正反対なこのあり方に私は逆に情熱を燃やし、打ち込んでいった。自分の運命自体に挑むようなつもりで。パリ大学の民族学教授で、映像記録の専門家であるジャン・ルーシュが企画をたてた。ミシェル・レリス、構造主義で有名なレヴィ=ストロース、それに私の三人を映すという。この映画はまず、こんな質問からはじまる。「なぜ芸術家であるあなたが、マルセルモースの弟子になったのですか?」「芸術は全人間的に生きることです。私はただ絵だけを描く職人になりたくない。だから民族学をやったんです。私は社会分化に対して反対なんだ」。事実、私はそれを貫き通している。絵描きは絵を描いてりゃいい、学者はせまい自分の専門分野だけ。商売人は金さえもうけりゃいいというこの時代。そんなコマ切れに分化された存在でなく、宇宙的な全体として生きなければ、生きがいがない。それはこの社会の現状では至難だ。悲劇でしかあり得ない。しかし、私は決意していた」(岡本太郎)
# by mal2000 | 2007-02-26 15:15
▼凡例
この講義では YouTube の動画や音声を「教材」として積極的に活用してゆきます。とはいえ、YouTube にない動画もありますので、YouTube にない動画や音声は、下記の要領でダウンロードして閲覧してください。

[ダウンロードによる閲覧方法]
▼のマークがある箇所をクリックすると、別のブラウザがひらいて、拡大画像が表示されたり、音声や動画が再生されます。パソコンの接続環境によっては、よみこみに時間がかかりますので、拡張子とファイルサイズを確認のうえ、閲覧してください。

[拡張子]
jpg・・・・・・ 画像データ    mp3・・・・・音声データ
wmv・・・・・動画データ    mov・・・・・動画データ
MPEG-2・・動画データ    MPEG-4・・動画データ
ra(m)・・・・音声/動画データ pdf・・・・・・文書+画像データ
swf・・・・・・動画データ    flv・・・・・・・・動画データ

[ファイルサイズ] KB・・・・・・・キロバイト MB・・・・・メガバイト
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こうしたさまざまな形式のファイルを再生するアプリケーションとして、VLC Media Player (Win/Mac/Linuxほかに対応)というフリーウェアがあります。このプレイヤーは非常に雑種性が高く、mp3,wmv, mov, MPEG-2, MPEG-4, flv など、さまざまな動画を再生できます。 このサイトから無償でダウンロードできますので、再生できないファイルがあるときは、これをぜひ試してみてください。(現時点でのヴァージョンは0.9です)
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このブログは、MITをはじめとする世界各地の大学で実験的に行われているOpenCourseWareをモデルにした個人ベース(補助金・助成金なし)での実験的教育プログラムです。
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【教材の共用について】 このブログは、文化人類学の教育と普及を目的とした「教材」として使用する場合にかぎり、講義やゼミなどに、そのまま使用されても構いません。許可の申し込みやご連絡は一切無用です。また、このブログの内容をWEBや講義の
プリント等に転載されても構いません。どうかご自由にお使いください。もし、ご要望があれば、ブログに記載のあるヴィデオや音源、図版等を無償で無期限貸与いたします。その場合、郵送代とメディア(CDR/DVD/VHSなど)代の実費のみご負担ねがいます。なお非常勤講師の方に限り、メディア代はいただかず、郵送費のみご負担いただきます。

その他の使用条件については下記の「クリエイティヴ・コモンズ」ライセンスを参照ください。
Creative Commons License
This work is licenced under a Creative Commons Licence



# by mal2000 | 2007-02-26 13:42
▼文化人類学タイトル・リーディング

[画像]▼文化人類学カバー・リーディング(jpg/370KB)*クリックすると拡大します

この講義では、文化人類学の入門書や教科書、用語集や専門書はほとんどよみません。そのかわりに第一回目の講義では、文化人類学関係の本のタイトルだけを一気に約160冊くらい読み(あげ)ます。文化人類学とはどういう学問なのかを、まずは目と耳で体感してみてください。


▼文化人類学タイトル・リーディング (新ヴァージョン・2010年版)
[映像] ロバート・レッドフィールド監修「人類とその文化」(1952年) ※著作権失効
[音楽] E.Ehlers+S.Meissner+T.Willems 「エンドレスハウス」(2002年) ※廃盤
[編集] イルコモンズ

暴力の文化人類学 助産の文化人類学 理論人類学 会話の人類学 PTSDの医療人類学 法の歴史人類学 実践の医療人類学 一般人類学 植民地人類学 民俗社会人類学 聖と呪力の人類学 言語人類学 聖と性の人類学 開発の文化人類学 自然観の人類学 音楽人類学 シャーマニズムの精神人類学 ジェンダ-の文化人類学 分子人類学 テクノロジ-の人類学 いれずみの人類学 いのちの文化人類学 寄せ場の文化人類学  自然社会の人類学 ヒト・モノ・コトバの人類学 身ぶりとしぐさの人類学 目で見て考える人類学 観光人類学 目からウロコの文化人類学 大文字の都市人類学 食と健康の文化人類学 協調と発展の人類学 贈り物と交換の文化人類学 古事記の文化人類学アフリカの都市人類学 文明の歴史人類学 カニバリズムの文化人類学 相撲の人類学 芸能の人類学 身体の文化人類学 意識の人類学 歯の人類学 シェイクスピアの人類学 入浴の文化人類学 同時代世界の人類学 装いの人類学 医療の人類学 コメの人類学 数学の文化人類学 沿線文化人類学 援助の人類学 教育人類学 生活技術の人類学 芸術人類学 生態人類学 贈与交換の人類学 ケガレの人類学 演劇人類学 現代人類学 捕鯨の文化人類学 グロ-バリゼ-ションのなかの文化人類学 自然と文化の人類学 個人とエスニシティの文化人類学 企業博物館の経営人類学 わらべうたの教育人類学 裸体人類学 いまを生きる人類学 生き方の人類学 恨の人類学 音と楽器の人類学 生理人類学 臨床人類学 ドグマ人類学 東アジアの文化人類学 地球環境問題の人類学 出産の文化人類学 母乳哺育の医療人類学 食糧確保の人類学 住まいの文化人類学 循環と散逸の経済人類学 解釈人類学 衛生学・文化人類学 食と栄養の文化人類学 生態人類学 現代医療の人類学 日照り雨狐の嫁入りの文化人類学 死と医療の人類学 沖縄の知識人類学 衣服人類学 情報の文化人類学 祭りの文化人類学 俳句の文化人類学 政策文化の人類学 文化批判としての人類学 エイズの文化人類学 オフィスの生理人類学 天皇制の文化人類学 韓国社会の文化人類学 精神分析学的人類学 生理人類学 血液型人類学 食の文化人類学 食の歴史人類学 アジア演劇人類学 中国映画の文化人類学 東南アジア建築人類学 新・競馬の人類学 草相撲のスポ-ツ人類学 水産資源管理の人類学 同時代の人類学 風水の社会人類学 構造人類学 医療人類学 未来の人類学 栗本慎一郎の政治人類学 松浪健四郎のプロレス人類学 九里徳泰の冒険人類学 バイロン・グッドの医療人類学 ゴーゴーバーの経営人類学 異次元交換の政治人類学 実践宗教の人類学 ライフ・サイクルの人類学 歴史学と感覚の人類学 仏と霊の人類学 子ども世界の文化人類学 歯と顔の文化人類学 東京の空間人類学 棄民の文化人類学 方法としての文学人類学 家族の社会人類学 格闘技文化人類学 核家族の社会人類学 病いと障害の人類学 趣味と好奇心の歴史人類学 癒しと呪いの人類学 北の人類学 POPな文化人類学 おはなし生理人類学 ことわざの文化人類学 金属人類学 男らしさの人類学 ヤクザの文化人類学 女と男の関係の人類学 くじらの文化人類学 よめはんの人類学 かぼちゃ人類学  木のぼりの人類学 火星の人類学者 装いの人類学 天皇制の文化人類学 水産資源管理の人類学 意識の人類学 脳死・臓器移植の文化人類学 地球環境問題の人類学 アボリジニ社会のジェンダー人類学 いれずみの人類学 シャーマニズムの精神人類学 哭きの文化人類学 からだの文化人類学 シルクロードの経済人類学 子どもの文化人類学 嗜好品の文化人類学 ミクロ人類学 ローカル歌謡の人類学 目でみる人類学 反ポストコロニアル人類学 結婚観の歴史人類学 自然の文化人類学 コモンズの人類学 メイキング文化人類学 癒しと呪いの人類学 資源人類学 対称性人類学 アナーキスト人類学

▼文化人類学タイトル・リーディング (旧ヴァージョン・2004年版)
(mp3/4.1MB)
.............................................................................

これは「アッサンブラージュ」と「ポエトリーリーディング」の手法を使って、文化人類学が、どういう学問なのかを、デモンストレーションしたものです。文化人類学の本や論文をひとつづつ個別にみれば、人間とその文化についての「専門的でプロフェッショナルな学問」なのですが、こんなふうにカバーやタイトルだけ寄せ集めてみると、どことなく「雑種の学問」あるいは「雑学」のようなものに思えてこないでしょうか。

実際、雑学的な本が「××の人類学」というタイトルで出版されることがよくありますし、また、そもそも文化人類学自体も、はじめから学問的権威を持った正統な学問だったわけではなく、この100年くらいの間に少しづつ学問の体裁を整えてきた「モダンな学問」なのです。ところで、その文化人類学は、この20年くらいの間、いろいろと厳しい批判にさらされ、いま窮地に立たされています。批判の理由はいろいろですが、それはおおむね、文化人類学が手に入れた学問的な権威にかかわっています。これについては、また改めてお話ししますが、この窮地から文化人類学を解放する方法として、多少、荒療治ですが、文化人類学の起源にあった「雑種性」をすすんで認め、それをとりもどすというやり方もあるのでは、と考えていますので、この講義では、これから以後も、こうした変則的なやりかたで、文化人類学を紹介してゆく予定です。

.........................................................................................
[参考] 「およそ学者にとって、いちばん安易な道は、自分の学問に一応完結した体系を与えるのに都合のいいように、学問の対象や目的を限定していく方法であろう。私は人生の行路半ばにして迷い込んだ文化人類学という学問になると、当初から、限定された境界や完結した体系などを至難とするほどに、茫漠とした対象領域と性格をもったものではないかと思う。こんなことをいうと、学会の一部から、「いや、それはお前が勝手にそう解釈したり、空想をひろげたりしているだけのことで、この学問には早くから民族学というような名前で限定された対象や目的ははっきりしているではないか。この学問的な伝統からはみ出して、任意に専門分野を拡大していったら、専門というものの純粋性も深さも失われて、単なるアマチュアの教養に堕してしまうばかりだ」という非難をうけることだろう。事実また、私のアカデミックライフは、このような非難にさらされながら、続けられてきたといってもよい。」(石田英一郎)
# by mal2000 | 2007-02-26 04:48
▼文化人類学/者アトラス
「ある学問がどんな学問なのかを
知りたければ、その学問を
研究している人びとが実際に
どんなことをしてるかを
まず見るべきである。」
(クリフォード・ギアツ)


しかし、ギアツさん、いったい、どこで、どうやったら、文化人類学者と、彼/女たちがやっていることを見ることができるのでしょう?

実のところ、わたしたちが人類学者を目にする機会はそれほどありません。なので、代わりに文化人類学者たちの肖像写真を集めてみることにしました。文化人類学者になりそこねて、のちに文学者になったヴォネガットなら、この写真について、たぶんこんなふうにコメントしたことでしょう。

人類学者というのは「こんなかっこうをしている」 『チャンピオンたちの朝食』より

▼文化人類学アトラス(jpg /216KB)*クリックすると拡大します。

これは、ゲルハルト・リヒターというドイツの現代美術家が『アトラス=地図帳/図解集』という作品で考案した、写真のコラージュによる、対象の客観的提示という手法を応用したものです。ほかに、エド・ルッシュやダグラス・ヒュブラーといった写真家たちもこの手法を使った表現を行っています。これは、「文化人類学」という学問がいったいどういう学問なのかを、文化人類学者たちのポートレート写真を通じて実際に目に見えるかたちで提示・表現してみたものです。

左の一番上の写真は「人類学の父」と呼ばれるフランツ・ボアズです。その下がエミール・デュルケム、マルセル・モース、レオ・フロベニウスとつづき、レヴィ=ストロース、マリノフスキー、ルース・ベネディクトと、上から下へ、左から右にすすむにつれて、時代がくだってゆきます。

これを見ると、文化人類学という学問が、どのような時代に生まれ、どのような人種や性別、階級、そして年齢、風貌の人びとによって、行われてきたかがわかりますし、また、最近では、それがすこし変化してきていることもわかります。たとえば、初期の人類学者の多くは、イギリス人、フランス人、アメリカ人でしたが、最近は、インド、スリランカ、ヴェトナム、ラテン・アメリカ、カリブ、中国、日本など、さまざまな国籍を持つ人類学者がいます。こんなふうに、ものごとには、グラフィックなものやビジュアルなものをとおして、はじめて見えてくるものがあります。またそれはこうした「収集」や「比較」という作業によって、はじめてわかることも多いのです。

この講義では、おもにこうした視覚的な資料を使って、講義をすすめてゆく予定です。

[参考]

▼ゲルハルト・リヒター「48人のポートレート」(1971年)


▼ダグラス・ヒュブラー「作品44」(1971年)


▼エド・ルッシュ「26軒のガソリンスタンド」(1962年)

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[追記1] フランスの文化人類学で、映像作家であるジャン・ルーシュがアメリカの女性人類学者マーガレット・ミードを撮影しためずらしいドキュメント・フィルムがありますので、それを最後にご紹介します。マーガレット・ミードはなんだか魔法使いのおばあさんみたいですね。

▼ジャン・ルーシュによるジャン・ルーシュ (wmv/3.86MB)
▼ジャン・ルーシュによるマーガレット・ミード (wmv/6.14MB)
# by mal2000 | 2005-04-18 01:05
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