はじめに
指導教授は にこやかな顔で 言いました。 自然科学のような ふりをしてる詩を 学んでみてはどうかね? そんなことが できるんですか!? 指導教授は 私の手を握って 言いました。 社会人類学もしくは 文化人類学の世界に きみを歓迎するよ。 カート・ヴォネガット 人類学者というのは、 作家、小説家、詩人に なりそこねた人たち なのです。 J・クリフォード その他のジャンル
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今回は民族誌ドキュメンタリー映画の 傑作短編フィルムをノーカットで 一挙に四本上映します。 テレビ番組とのちがいに気をつけて、 みてみましょう。 プログラムは次のとおりです。 ▼ジョン・マーシャル 「冗談関係」 (1962年 13分 モノクロ) ▼ナポレオン・A・シャノン 「デデヘーワ父さん、家事をする」 (1974年 13分 カラー) ▼ナポレオン・A・シャノン 「デデヘーワ父さん、庭掃除をする」. (1974年 13分 カラー) ▼デヴィッド・マクドゥガル 「人々の木の下で」.. (1973年 13分 モノクロ) #タイトルをクリックすると 大きな画像と解説を みることができます。 アフリカのカラハリ砂漠に暮らす サン族( ブラジルのアマゾンに暮らす ヤノマモ(ヤノマミ)族、 それに、ウガンダの カラモジョ族の普段の 生活や暮らしを 「リアル」に描いた 文化人類学的にみて 「ただしい」ドキュメント 映画である、と同時に、 映像作品としても、 すぐれた作品です。 ................................................. [参考] ▼「イン・メモリー」 「冗談関係」を撮ったジョン・マーシャルの カラハリでの葬儀などを記録したドキュメント ▼ジョン・マーシャル「カラハリ・ファミリー」(予告編) ▼ナポレオン・A・シャノン「饗宴」 時間がゆるせば、傑作実験映画として次の作品も見たいと思います。 ▼ゾラ・ニール・ハーストン 「フィールドワーク」 (4分30秒 モノクロ 1928年) ▼マヤ・デーレン 「神の馬なる者たち」(52分 モノクロ 1941年) ▼ペーター・クーベルカ 「われらがアフリカ旅行」(12分 カラー 1966年) ▼トリン・T・ミンハ 「ルアッサンブラージュ」(40分 カラー 1982年) #サウンド・トラックによるレジュメを聴く→Re/reassemblagez ▼マヤ・デーレン 「神の馬なる者たち」 ▼ペーター・クーベルカ 「われらがアフリカ旅行」 ▼トリン・T・ミンハ 「ルアッサンブラージュ」 さらに、もし時間がゆるせば、次の作品も見たいと思います。 ▼ジェリー・リーチ 「トロブリアンド・クリケット」(53分 カラー 1979年) ▼クリス・マルケル 「サン・ソレイユ」(100分 カラー 1989年) ▼シャロン・ロックハート 「テアトロ・アマゾナス」(35分 カラー 1999年) ▼ヴェルナー・ヘルツオーク 「緑のアリが夢見るところ」 (100分 カラー 1984年) ▼ジェリー・リーチ 「トロブリアンド・クリケット」 ▼クリス・マルケル 「サン・ソレイユ」 ▼ヴェルナー・ヘルツオーク 「緑のアリが夢見るところ」
by mal2000
| 2005-03-05 12:03
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